動物問題の現状



人々の暮らしが豊かになっていく一方で、動物達の置かれている状況は今もなお、劣悪のままです。

 

日本における犬の殺処分数は平成22年から平成27年で、年間5万2千匹➡1万6千匹と5年で約4万匹減少の傾向にあるものの、まだまだ多くの犬達が殺されています。

 

無責任で身勝手な飼い主や業者が、保健所や動物管理センターに持ち込み、見捨てられ、殺処分される犬達。

 

最初のうちはかわいがっていた犬を身勝手な理由で、いとも簡単に命を捨ててしまう飼い主が後を絶たず、こうした無責任な飼い主が犬猫を保健所や動物愛護センターに持ち込み、自治体に殺処分をさせています。

 

また、飼い犬に何度も子犬を産ませては繰り返し持ち込んだり、動物取扱業者や個人ブリーダーなどが売れ残った犬を持ち込んだりといったケースも少なくないです。

 

 新しい飼い主が見つかる確率はわずかで、収容期限(自治体によって異なる。平均4~5日)が過ぎると、犬は殺処分されます。

 

犬を閉じ込めた処分機に、二酸化炭素(CO2)を充満させ酸素を抜いていく方法で、殺処分していきます。

この方法をほとんどの自治体が採用していますが、この窒息殺は息絶えるまでに10~15分も苦しみます。

 

決して、「安楽死」ではないのです。

  

人間の都合で不要とされた犬は、次々とその命を無理やり絶たれています。

toutouの使命


我々toutouでは設立当初より、犬の「殺処分」を中心に動物問題を啓発してきました。

 

こうした現状を抱える今現在の日本は、動物に対する意識レベルが非常に低いことが課題であると我々は強く考えます。

 

日本のように、ペットショップで買いたいと思ったときに購入できるシステムは古く、欧米などの先進諸国ではそのようなシステムは皆無に近いのが現状です。

 

もちろん「消費者」としては、日本のペットショップでは、買いたい時に買うことが可能で、楽な気持ちで購入でき、ビジネスとしても好都合です。しかし、こうしたシステムの裏側には、無駄に殺される動物達の存在があり、それが犬の「殺処分」に繋がります。

 

欧米諸国ではペットショップでの犬の生体販売は行われていません。それは、命をビジネスに利用することは、国のモラル低下を意味するということ、そして動物たちに危険をもたらすであろうということを国民一人一人がしっかりと理解しているためです。

 

そういった意味でも、日本の動物に対する考えや意識はまだまだ後進的であると言えます。だからと言って、ブリーダーやペットショップを根絶するといった画一的な考えをもつのではなく、犬をはじめとする動物を簡単に売買するのではく、動物を飼うことはとても大変で重い責任があることをしっかり伝えていくことが大切だと考えます。

 

ここでの「啓発」を我々toutouが学生の立場で、学生の視点で考え、独自のアプローチで担っていき、国民一人一人の意識を変えていく必要が今後の日本社会では必要であると感じます。

 

無駄に殺される動物達を少しでも減らしていくためには、政府・企業、そして国民、国全体で努めていく必要があり、問題の根幹となる人間の意識を変革させなければなりません。

 

 

「伝える」ことにこだわりをみせ、動物と共生する社会を築き上げることを目標に変革を起こしていきます。

 

まずは、人々の心に対して「気づき」を発信していくことで、人間、動物共に住みやすい社会の構築に繋がると考えます。

 

「殺処分0」の、その先へ


今現在、神奈川県をはじめ、殺処分数0を達成した自治体が増えていく中で、民間団体の負担が増える一方です。

 

行政が殺処分0を掲げ、殺される犬をだすまいと奮起している裏では、殺される犬を保健所や動物愛護センターから毎日とにかく引き出す民間団体の活躍があります。

 

しかし、目の前の命を救うばかりで、殺処分の根底にある問題解決にはなりません。

 

殺処分の本質を突かねば、民間団体さんの負担は増え続け、いずれは限界が来てしまいます。

 

今までは、「殺される犬を救う」ことが課題でしたが、

 

今日では

 

「犬をはじめとする動物達への意識を変える」ことがこれからの本質的解決に向けてのテーマだと我々toutouは考えています。

 

そのためには国民一人一人全員が共に考え、行動していかなくてなりません。

 

人間も動物も暮らしやすい、豊かな社会の構築こそが本当の意味での「人間と動物が共生できる真の社会」であると提言します。